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した。
月一回お父さんは面会に来られます。子供たちは、その日を指を数えて楽しみにしていた日が忘れかけるように、喜こびが薄れ子供たちと遊ぶ面白さに変わったのです。
主人が外出の用意を始めると先廻りして車のところで待っています。用件によって、一緒に行けないこともあるので、今日は駄目ねと言うと涙を流して泣き出し、庭を少し廻ると気持も落着く、日々にいとおしさが増して私共も心配になりかけました。
二人の子供はまるで太陽のように明るく、可愛く成長する姿を優しく見守り生活の励みとなっていました。
一番心配した日が訪れることになりました。お父さんの再婚されることになり、二人の子供たちを迎えに来られる日が決まり、別れの日が近づくと家族の誰もが無口になって行き家の中が暗く感じて、子供の中には行っては駄目、おうちに居るのよと、言われて二人の子供は意味が分らずただ、こくんと頭を下げています。
とうとう別れの朝、C子の様子がおかしいので病気かな、と心配していると、主人の姿が少しでも見えないと、パパ、パパと探して廻り、見つけるとしっかり袖をつか
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